Windows10 Visual Studio Code C/C++ ビルド。
前回、Ubuntu Mate 18.04 で、 Visual Studio Code C/C++ ビルドが出来たので、今回、同じ要領で、今度は、
Windows10 で、 C/C++ Extension を使ってビルドしてみます。
開発環境
Windows10
Visual Studio Code
C/C++ Extension
注)Visual Studio 2017 Community もインストール要。
Visual Studio Code による、C++ 開発 は、こちら をあらかじめ参考にしてください。
異なるところを記述します。
要点は、 Visual Studio 2017 Community の 幾つかあるなかの、cl.exe でコンパイルするのですが、肝心の、
cl.exe への環境パスが、Visual Studio Code を起動しただけでは、入ってこないので、別途 Batch ファイルを作成して、
環境を設定してから、起動します。
注) 参考は、Windows から、下記 コマンド を起動した時の環境を使う事です。
Start > Visual Studio 2017 > VS 2017 用 x64 Native Tools コマンド... 等
1. 起動 Batch ファイル。
set-sup-visuastudio-code.bat <- Dos プロンプトで起動します。
注) "C:\app\Microsoft VS Code" は、自分の Microsoft VS Code のパスを指定します。
ちなみに、Start > Visual Studio 2017 > VS 2017 用 x64 Native Tools コマンド... を行うと、下記 INCLUDE,LIB,LIBPATH,PATH が設定されます。
この中から、必要なところだけを設定するのでも、OKです。
修正した、set-sup-visuastudio-code.bat <- Dos プロンプトで起動します。
2. Ctl+Shift+P -> C/C++:Edit Configurations(UI)
UI の設定なので、推奨されるものを、そのまま使えば、OK です。
.vscode/c_cpp_properrties.json
3. Ctl+Shift+P -> Tasks:Configure Task
.vscode/tasks.json
4. Build
Ctl+Shift+B -> C/C++ アクティブなファイルのビルド
ここで、下のターミナルに結果が表示されますが、もし、エラーで文字化けしていたら、
1:cmd のターミナルを開いてい、同じコンパイルコマンドを自分でキー入力して、実行してみます。
C:\Users\nishi\Documents\VisualStudioCode-CPP> cl.exe /Zi /EHsc /nologo /Fe: C:\Users\nishi\Documents\VisualStudioCode-CPP\src\hello.exe C:\Users\nishi\Documents\VisualStudioCode-CPP\src\hello.cpp
'cl.exe' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
---> これでは、 cl.exe へのパスが設定されていないことが判ります。
C:\Users\nishi\Documents\VisualStudioCode-CPP>cl.exe /Zi /EHsc /nologo /Fe: C:\Users\nishi\Documents\VisualStudioCode-CPP\src\hello.exe C:\Users\nishi\Documents\VisualStudioCode-CPP\src\hello.cpp
hello.cpp
C:\Users\nishi\Documents\VisualStudioCode-CPP\src\hello.cpp(1): fatal error C1034: iostream: インクルード パスが設定されていません。
---> これでは、 INCLUDE が設定されていないことが判ります。
5. 実行
仮に、 src\hello.cpp をビルドしたとした場合。
下の、ターミナルで 1:cmd を開いて。
> dir
> cd src <- hello.exe があるフォルダーへ移動。
> hello.exe